ぱろっと・すたじお

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CentOS6.4ならWindows8のHyper-Vでも安心

そういえば書いてなかったので、一応書いておきますが・・・

CentOS6.4から、Hyper-Vのドライバが含まれるようになりました

「CentOS 6.4」が公開、Microsoft Hyper-Vドライバなどを追加

どういうことかというと、以前はHyper-VCentOSをインストールするのに、
Linux Integration Services」というのをゲスト側にインストールしなければならず、
めちゃくちゃ手間だったのです(´-ω-)

Hyper-Vの仮想環境にScientific Linux 6.1をインストールする - ぱろっと・すたじお

しかし、CentOS6.4からはドライバが含まれるため、
Hyper-V仮想マシンを定義し、ただインストールするだけで、
最初から全ての機能が利用可能なのです

そんなの当たり前と思うかもしれませんが、
CentOS5.xに対するパッチはkernelのアップデートで死亡しますし、
CentOS6.xからはrpmになったとはいえ、インストール時にネットワークが使えないとか・・・ *1

それはそれとして、Win8Hyper-Vが搭載された*2というのはかなり大きくて、
VirtualPCと比較してもパフォーマンスや使い勝手が段違い*3ですし、
「自宅用サーバOS」として見た場合のWin8はすばらしいです(`・ω・´) b

現在、ファイルサーバ+仮想サーバ*4+一部ゲーム用として運用してますが、
意図的にMSアカウント連携を切って、独立した運用にしてます*5
普段はデスクトップしか見てないので、リモートで操作する分にはWin7と変わりません

Vista等と違い、Win8のコアはWin7のブラッシュアップ版で安定してますし、
過渡期のUIさえ許せればいいOSだと思うのですが、
なかなか難しいですね・・・(´-ω-)

*1: 余談ですが、Hyper-V上のSL6.2環境を、SL6.4にyumでアップグレードしたところ、LinuxISのrpmが自動で削除され、rebootしても普通に使えました

*2: 機能限定版とはいえ、「Linuxサーバ」としての運用であれば何も困りません

*3: ホストのOSが再起動しても、仮想環境を自動で元の起動状態に戻してくれる=勝手にWindowsUpdateされても怖くないとか

*4: 外部向けのCentOSと特定作業用のUbuntu

*5: 8.1になるとどうなるんでしょう・・・ SkyDrive周りを使わなければ問題ないのでしょうか(´-ω-)