希望の関数と絶望の副作用 (on 2013/08/31)
2013/08/31の「JOSHI会(仮?)」*1で発表してきました(`・ω・´)
希望の関数と絶望の副作用 from parrotstudio
- 関連
ある意味で先日やるはずだった発表の「マイルド版」なのですが、
まだ難しいというか、これ以上かみ砕くとなると、
もう対面でいろいろ説明するくらいしか・・・(´-ω-)
私が一貫して主張したいのは、資料にもある通り、
「関数型言語を使えなくてもいいけど、その概念は知った方がいい」ということです
先日仕事でリリースしたシステムが、
まさに今回の話と関連していまして・・・
- I/Oのみに特化したAPIサーバ群
- 渡されたデータをスキーマレベルの検証のみで読み書きする
- 副作用のない、ロジカルな部分だけで構成されたAPIサーバ群
- 渡されたデータを制御し、加工して返す
- APIを利用してViewを組み立てるAPサーバ群
- ロジカルなAPIとやり取りして画面を構築
・・・という設計で構築したのです
要するにそれぞれModel/Controller/Viewなのですが、
アーキテクチャに依存しない抽象的な設計を取ることにより、
APIをモジュール的に組み合わせて使えるようになっています *2
このような設計により、仕様変更がほとんどロジカルなサーバの修正で済み、
開発の序盤こそフレームワークの構築で時間がかかりましたが、
後半からリリース後にかけては、かなり高速に対応できたと思ってます
ちなみに、この実装のヒントになったのは、
実はオンラインゲームの設計だったりしますΣ(・ω・ノ)ノ
オンラインゲームを支える技術 ??壮大なプレイ空間の舞台裏 (WEB+DB PRESS plus)
- 作者: 中嶋謙互
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2011/03/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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非常に面白い本なので、興味がある方はぜひ
あとはまあ、今回の資料の最大の問題は、
タイトルがいまいちなところですかね・・・
もうちょっとネタか真面目か、どちらかに寄せるべきでした(´-ω-)