【※ネタ記事】ついに顕在化しはじめた「SQLリスク」
※本記事は自鯖Blogの転載です
※元記事は2013/03/08に書かれました
http://blog.parrot-studio.com/2013/03/net-joke-with-sql/
※勢いと思いつきだけで書いた、純粋なネタです
言っておきますが、以下はネタです
SQLも知らずにRDBを使ったデータ設計をするとかありえませんですしおすし
O/Rマッパーは手段であって目的じゃないんだよщ(゚Д゚щ)
- ついに顕在化しはじめた「SQLリスク」
英語圏ではかなり前からSQLで開発し続けることのリスクについて語られていたが、いよいよ具体的な弊害が出て来ているようなので、かいつまんでメモ。日本でもそう遠くない未来だと思う。
-- 若手エンジニアの不足
Hadoopのように需要が逼迫しているのに人材の供給が増えず需給ミスマッチが起っているわけでは無く、需要も供給も減るという状況下でわずかだが需要が上回っているとう性質の悪い状況がSQLに起きている。特に深刻なのは安価な若手エンジニアの採用が絶望的に難しいという現実だ。O/Rマッパーが台頭して数年経ちActiveRecordがメインストリームの先頭を突っ走る2013年において新しくSQLを勉強しようとする若者はよほどの物好きしかいない。30~40歳のSQLエンジニアを雇うのはそれほど難しく無いだろうがコストがかかる。安価な20代前半の若手エンジニアを雇いたいという企業の思いとは裏腹にSQLを新たに学ぶ若者は絶滅寸前だ。
とても優秀な若者を雇用できるチャンスが巡って来た。採用担当者はこう尋ねる。「SQLは習得していますか?」「もちろんActiveRecord/MongoDB/Hadoopはお手の物です。CouchDBもある程度可能です」「もう一度伺いますがSQLは習得していますか?」「申し訳ございません 未習得です」
悲劇だ。
-- イノベーションの枯渇
もう何年もSQL界隈で新しいモノが生まれたと言う話を聞かない。こんな事を言えばSQLハッカーは激怒するかもしれないが、しかし現実にActiveRecordやMongoDBやHadoopに比べればこの10年の間にSQLから生まれたものは微々たるものだ。何かしらのライブラリにしてもwebフレームワークにしても、ハッカーが新しいモノを試す土俵にはいつもActiveRecordやMongoDBやHadoopが選ばれて来た(もちろんmemcached/CouchDBもね)。
-- もはや彼らがSQLを選ぶ理由はただ一つ「今SQLで開発しているから仕方なく」
最低の理由ではないだろうか。
10年前にSQLで開発していた企業は最先端を走っていた。迅速に自らのアイディアを具現化するツールとしてSQLは最適だった。それが今やどうだろう。自分たちの書いたコードを保守し続けなければいけないという理由「のみ」でSQLを使い続けている。他に理由など無い。SQLで開発する理由は自分たちの過去の仕事を保守しなければならないという理由のみだ。
控えめに言っても、そういう企業に未来は無いと思う。過去とは決別し、10年後の自分たちにとって最適な選択をすべきだ。今すぐにだ。本当に手遅れになる前に。
こんなくだらないネタ記事なんてどうでもいいから、
この本を読むんだ( ゚Д゚)y─~~

- 作者: Bill Karwin,和田卓人(監訳),和田省二(監訳),児島修
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