Amazonに勧められるままに・・・(23)
夏の間は暑くて頭が回らないのもあり、
あまり衝動的に本を買ったりしていなかったのですが、
涼しくなってくるとやっぱり本を買いまくってしまいますね(´・ω・`)
今回はとりあえず、前回以降今日まで手に入れた分について、
一通り書いておきます
たぶんこれを書いたあと、「Amazonで衝動的に買った本」が
何冊か届くはず・・・Σ(・ω・ノ)ノ
![ちょー!えど幕末伝 (まんがタイムコミックス) ちょー!えど幕末伝 (まんがタイムコミックス)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61AXSbd4DVL._SL160_.jpg)
- 作者: みずなともみ
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2010/02/06
- メディア: コミック
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今は竹書房の4コマを描いている方ですが、
同一作者の本ということで勧められたので、試しに買ってみたわけです
正直、「和物スキーとして一応押さえておけ」くらいのつもりだったし、
実際読み始めたときはそういうものだと思ったのですが、
意外ときっちりまとまっていて驚きましたΣ(・ω・ノ)ノ
この手の和風ファンタジー(?)にありがちな、
「江戸時代と近代のミックス」みたいな設定で、
幕末っぽいけど携帯やPCが出てきたりします
そんな中で「幕末の歴史的エピソード」をアレンジしつつ、
気がついたらラストで綺麗にまとまっているという、
なかなか見事の作りです(`・ω・´) b
万人向けではないですが、絵が嫌いでなければ・・・
![好いとっと!?(1) (ファミ通クリアコミックス) 好いとっと!?(1) (ファミ通クリアコミックス)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51juMqeN5PL._SL160_.jpg)
- 作者: かがみふみを
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2011/06/15
- メディア: コミック
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もう全力でこの作者さんのフォーマットというか、
まさに「(*ノ∀ノ)」って感じの内容ですが、
この漫画のポイントは「(九州の田舎の)方言」ですね
正直、「地元の人」が話す言葉がほとんどわかりません
そのコミュニケーションギャップを、
主人公が徐々に埋めていくことで進んでいきます
逆にそれ以外は「いつも通り」なので、
この方の漫画が嫌いでなければ
![亡き少女の為のパヴァーヌ 1 (BLADE COMICS) 亡き少女の為のパヴァーヌ 1 (BLADE COMICS)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51-yg1ojPSL._SL160_.jpg)
- 作者: こげどんぼ*
- 出版社/メーカー: マッグガーデン
- 発売日: 2008/12/10
- メディア: コミック
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この方の漫画は絵柄通りの少女漫画チックというか、
少なくとも私向けではないと思っていて、
過去に数冊買ったことがあるものの、「(´-ω-)」という感じでして
なので、この漫画のことを目にしたときも、
「明治後期」という時代背景が気にはなったものの、
やはりすぐには踏み切れませんでした
ただ、おそらく私と同じきっかけでこの漫画を知った方が、
全巻一気買いして「YABEEEE!!(((((( ;゚Д゚)))))」的なtweetをしていたので、
私もおそるおそる1〜2巻だけ買ってみたわけでございます
・・・確かにYABEEEE!!!!Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
話の筋というか仕組み自体がネタバレなので、
細かいことは書けませんが、あえていうなら
「某魔法少女+ヴァルキリープロファイルDS版」ですかね*1
さらに「恐ろしい」ことにこの漫画、
最初から12人のヒロイン(?)候補を提示しており、
人気投票を常時やっています(少なくとも、1〜2巻の掲載時には)
で、これがまさに「ヴァルキリープロファイル的」というか、
ある意味で「不人気投票」というか、
作者の「( ̄ー ̄)ニヤリ」という顔が見えるようというか・・・
後は私の好みの話ですが、あえて台詞回しを
明治文学風にしているのも面白いですね
そういうのが好きでない方には微妙かもしれませんが
あと、やはりこの時代は和洋折衷みたいな感じがツボで、
シスターさんの普段着が着物+袴だったりでなかなか・・・*2
![僕とツンデレとハイデガー 僕とツンデレとハイデガー](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51cRKTIObbL._SL160_.jpg)
- 作者: 堀田純司
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/09/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「哲学」って非常に難解な分野だと思うので、
こういう「取っつきやすい本」はいいと思うのですが、
たぶん、この本は「それ以上」だと思います
哲学者を体現した少女達が「自分の哲学」について語るスタイルで進みますが、
単なるラノベ風という以上に、「口語で語る」というのが目的なんだろうなと
そのためか、「それっぽい表現」はわりと押さえられています
作者が最終的に提示したいのはタイトルにもあるように、
最終章の「ハイデガーの哲学」なのですが、
その準備として6人の哲学者が順に話をしていきます
一人が提示した哲学に対し、次の人が時に否定し、時に補足しながら、
最終的にハイデガーの哲学につないでいくこの形は、
なかなかうまいことできていると思います(`・ω・´) b
まあ、学問ってそういうものですしね・・・
他の人が提示した理論の間違いを指摘したり、
補足しながら進んでいくものですし
作者も書いているように、今は「絶対的な価値観」が失われた時代です
そんな中で生きていくための羅針盤として、「人の本質」とか
「可能性」について、一度考えてみるのもいいかもしれません
とはいえ、そんな難しいことは書いてないし、
「考える」こと自体が大事なのかな・・・と
私も(他はともかく)ハイデガーの哲学にはなんとなく共感できました
ただまあ、最終的に提示される命題はわりと重いですが・・・(´-ω-) *3
以下2冊(+1冊)は「予定通り買った本」なので、このシリーズからは外れるのですが、
印象的だったので書き残しておきます...φ(・ω・`)
![あかつきの教室 2 (芳文社コミックス) あかつきの教室 2 (芳文社コミックス)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51gMg18xhpL._SL160_.jpg)
- 作者: 板倉梓
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2011/09/15
- メディア: コミック
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この本の1巻について書いたつもりで書いてなかったことを、
これを書こうとして気づいたわけですが・・・Σ(・ω・ノ)ノ
この方は竹書房や芳文社で4コマもやっているのですが、
そちらはあまり見ていません
ただ、この本は本屋で見かけてなんとなく惹かれたので買いました
日本海に面した小さな町で、学校を中心とした小さな話がメインなのですが、
強烈な起伏はないものの、なんとなく心に残るエピソードが多い漫画です
特に、主人公の先生がミステリアスで、
全編を通して、先生自身の悩みが見え隠れするわけですが、
最終的にそれを解決していくのが2巻・・・と
なんとなく、さっき挙げた哲学書と絡む部分もあるかもしれません
逆に、哲学って学問が普遍的なのかもしれませんが
あと、毎回理科を中心に文学や数学のエピソードも交えており、
なんというかこう、全体に綺麗にまとまった漫画です
なお、この2巻に収録された話の一つが、
掲載当時話題になったそうですが・・・
・・・まあ、わからなくはない(´-ω-)
![そんな2人のMyホーム(4) (アクションコミックス) そんな2人のMyホーム(4) (アクションコミックス)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Dk5MqbEvL._SL160_.jpg)
- 作者: 樹るう
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2011/09/12
- メディア: コミック
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この方の漫画はたぶんほぼ全部持っているので、
それこそこのシリーズと一番縁遠い漫画のはずなのですが、
この最終巻は見事だったので特別に
この漫画は「超有能な娘と娘を溺愛する天才芸術家」の家族を巡り、
いろいろ話が進んでいくコメディなのですが、
ラスト、父親が「覚醒」していく過程がこう、じわっと来ました(´;ω;`)
そういえば、以下の漫画を読んだときも、言葉もなかったというか、
わけもなくお風呂で号泣したりしましたが、
なんか最近家族ものがツボなのかもしれません
![だって愛してる(3) (まんがタイムコミックス) だって愛してる(3) (まんがタイムコミックス)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61xW3tYzWCL._SL160_.jpg)
- 作者: むんこ
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2011/02/07
- メディア: コミック
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この漫画は本気で深いです、ええ*4