Amazonに勧められるままに・・・(12)
最近、真面目な話ばかり書いてますので、
久々に妄想丸出しの大暴走ネタでΣ(・ω・ノ)ノ
本当は真面目な本と趣味系と両方書きたいのですが、
あまりにギャップが激しいので、別々に書きます
まずはこれを(´・ω・)っ

- 作者: 源氏物語ヒロイン図鑑制作委員会
- 出版社/メーカー: イーグルパブリシング
- 発売日: 2009/12/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 10回
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あっちでもある程度書いたのですが、もう一度まとめておきますと、
要は源氏物語に登場する女達を、現代でいうところの「萌え属性」で解説した本です
この手の「萌え図鑑シリーズ」はいろいろ出てますが、
そもそも源氏物語自体が「1000年前の萌え系官能小説」という点で、
全く違和感のない構成になってます
とはいえ、本筋を知らないと「ふーん」で終わってしまうのも事実で、
これをきっかけに読んでみると面白いかと
原文は無茶なので、「あさきゆめみし」あたりが定番です(`・ω・´) b
源氏物語を読むと、日本人は1000年前からやることが変わってないのがよくわかります
教科書で定番のシーンも、深読みすると面白いですよ?
(あっちのおまけ2参照)
続いてはこの本で紹介されていたこの漫画

- 作者: かかし朝浩
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2009/08/22
- メディア: コミック
- 購入: 3人 クリック: 11回
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これもあっちで書いたのですが、
一言で言えば「ツンデレ清少納言が暴れる話」です
直感で「いける」と思ったので、久々に5巻まで一気買いしました
流れそのものは史実を大胆にいじってますが、
史実を押さえた上でコメディとして成立するようにアレンジしており、
エピソード自体も「枕草子」から出てきてるので、全体の完成度は相当高いです
そもそも「枕草子」自体、訳してみると
かなりきっつい言い方をしている文章が多いですし、
この漫画の解釈も間違ってはいません
その他のサブキャラの性格付けも、
当時の文章=枕草子や紫式部日記を参考にしており、
全体に隙がないのです
一番重要なのは、こういった理屈を吹っ飛ばすくらいに、
勢いがあって面白い漫画です
作者自体がノリノリなのが見えるので、読んでいて楽しいヽ(`・ω・´)ノ
ちょうど今受験シーズンですが、ぶっちゃけ私は古文が苦手でした
そんなとき、古本屋で「蜻蛉日記」の漫画本を見つけまして、
これがものすごく面白く、そこから「壁」が崩れた気がします
(今Amazonで検索したのですが・・・該当する本がないですね
かなりフランクな漫画だったのですが)
古文の問題は内容+心情なんてのものを求められるわけで、
現代文や漢文に比べるとはるかに難しいわけです
でも、こういった漫画で当時の風習に触れたり、
大雑把な流れを理解しておくだけで、
一気にわかりやすくなると思うんですよね・・・
まあ、ここを見ている人の99%には全く無関係の話でしょうけども
高校生はここを見ないだろう・・・
最後はAmazonで勧められたわけではなく、
数ヶ月前から心待ちにしていた単行本を(´・ω・)っ

- 作者: 天乃咲哉
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2010/01
- メディア: コミック
- 購入: 3人 クリック: 38回
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一言で言えば、「ちひろが千で行方不明」的なあれの世界観で、
旅館の仲居を狐耳娘で統一した話です
以前ちょっと触れてますが、
この作者さんは不思議系の話が得意な人なのですが、
前の漫画でも狐をマスコットにするあたり、狐スキーなのは間違いないでしょう
そんな作者が明らかに趣味全開で書いていると思われる話で、
わざわざ自分でWebサイトまで作ってるくらいですから、
相当な思い入れがあるようで
まあ、和物スキーで狐スキーな人が、
これを買わないという選択肢はないですね( ゚Д゚)y─~~
ただ、一つだけ懸念していたのが、
これの掲載誌がもろに「百合系」ってことでして
この漫画を早く読みたいと思っても、
さすがに百合雑誌を買う気にはなれなかったので、
異様に早い単行本化は非常にありがたかったです(-人-)
実際に読んでみると「百合ってこんなレベル?」的な感じで、
単に女の子がいちゃついているレベルを超えてません
意外と世間の百合ブームってそんなもんなのかも・・・
まあ、リアルな百合の人って・・・いや、やめておきましょう
夢は壊さない方がいいですよね(´・ω・)?
そんなわけで次回は真面目な本を