ぱろっと・すたじお

技術メモなどをまったりと / my site : http://parrot-studio.com/

Amazonに勧められるままに・・・(7)

今回はいつもと毛色が違う本から(´・ω・)っ

14歳からはじめるC言語オンラインゲームプログラミング教室 Windows XP/Vista対応

14歳からはじめるC言語オンラインゲームプログラミング教室 Windows XP/Vista対応

お昼休みに時間があると、近くの本屋をうろつくことが多いのですが、
そこで見かけたのがこの本です


軽く中を見てみたところ、わりと実用的な内容でまとまっていて、
やはり14歳がターゲットなのか、解説もわかりやすくなってました
(英単語にルビが振ってあるあたりが子供向けって感じですが)


普段、Webやら業務システムやら開発しているので、
ゲームというのは全く関わりがないのですが、
「プログラム」って意味では同じですし、少し読んでみようと思ったのです


HaskellからRubyを見直して発見があったように、
ゲームってカテゴリから普段の設計を見直すと何か見えるかなと


内容的には、まずスタンドアローンのゲームを作成し、
それの応用として、ネットワーク非同期・同期のゲームを作る流れになってます


リフレッシュレートにあわせた画面処理とか、
このネットワークでやり取りするデータ形式の工夫とか、
いろいろ勉強になる部分も多く、十分元は取れたと思います(`・ω・´) b


ただ、むしろ重要なのは、この本を買うときにAmazonが勧めてきた・・・

ダンジョンゲームプログラミング

ダンジョンゲームプログラミング

・・・こっちの本でして


RPGで古くからある一ジャンルとして、
ローグライクゲーム」というのがありますが、
それの基本原理について解説された本です
(「トルネコ」とか「チョコボ」とか「シレン」と言えばわかりますかね?)


実は、私はこのジャンルのRPGが苦手です
ダンジョンから戻るとLv1に戻ってしまうというあたりが、
「成長型」に慣れた私にはどうもなじめなかったのです


ただ、最近出た某ゲームはそこそこやっていて、
そのタイミングでこの本を薦められたので、
「そういえばランダムダンジョンってどう作ってるんだ・・・?」と


こちらは事前に内容を確認せずに買っただけに、
結構な冒険だったのですが、結果的には大当たりでした(`・ω・´) b


原理だけでなく、具体的なC++のコードで書かれているのですが、
きちっとしたオブジェクト指向型の設計になっており、
わりと綺麗な作りになっていたのです


そもそも本の構成として、最初はテキスト版を作り、
後からDirectXを利用するように書き換える、という流れになっていて、
描画処理の部分を差し替えるだけでOK、というわけです


他の細かな点でも、継承によってロジックを差し替えられる設計で説明されていて、
それぞれのロジックが読みやすいサイズにまとまっていて、
非常にわかりやすい構成になっています


これならば自分でもできるかも・・・ということで、
Rubyを使って似たロジックを実装中です
すでにランダムダンジョンのコードが半分くらいはできていたり・・・


この本同様、とりあえずテキスト版で作る予定ですが・・・
私はグラフィックを描けないからな・・・(´・ω・`)



最後に、ある意味いつもどおりの、衝動買いした漫画を1冊

ゆきくも (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス)

ゆきくも (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス)

以前わりと気にいった漫画を描いていた人だったのと、
表紙のインパクトとで、思わず衝動買いしたのですが・・・


・・・出版社をチェックしなかったのは失敗でした(´・ω・`)


私の中で4コマの出版社というと、
竹書房芳文社>=双葉社くらいの位置づけなのですが、
一迅社」の本で当たりを引いたことがなかったんですよね・・・


以前芳文から出ていた本は、ある程度長期的な連載を意識していて、
ところどころに伏線を張りつつ、主人公が回想するという構成になっていて、
それなりに面白かったのです


でも、今回の本はいろいろ話の展開が中途半端で、
ラストも唐突過ぎてよくわからなかったので、
ストーリー性の高いものを書こうとして失敗した感が・・・


私が求めていた内容とは別だったってだけで、
絵が好みなら悪くないのかもしれませんが・・・
衝動買いだとこんなものですかね(´・ω・`)